この記事では、
「フィンガーアラートと指はさまんぞうってどっちがおすすめ?」
このような疑問にお答えするために人気、知名度が高い代表的な以下の2種の比較・レビューをしていきます。
- 「westex japan」が製造する「フィンガーアラート」
- 「セイキグループ」が製造する「指はさまんぞう」
私が様々な指挟み防止グッズを購入し、実際に取り付けた経験からリアルな評価をしていきます。
この記事を見て頂くと、はさマンモスと指はさまんぞうのどちらがよりおススメかばっちり分かるはずです!
先に結論をお伝えしておくと、
フィンガーアラート | 指はさまんぞう | |
見た目の比較 | ||
タイプ(種類)の比較 | ||
長さ(サイズ)の比較 | ||
価格の比較 | ||
設置しやすさの比較 | ||
耐久性の比較 | ||
勝敗 | 勝ち | 負け |
という結果となりました。
総合的にみると、フィンガーアラートの方が優れているという結果となりました。
是非最後までご覧ください。
フィンガーアラートと指はさまんぞうの違い
フィンガーアラート
指はさまんぞう
両者の違いを表にまとめると以下のようになります。
フィンガーアラート | 指はさまんぞう | |
---|---|---|
販売元 | westex japan | セイキグループ |
本体価格 | 3,465円~16,390円 | 13,100円 |
耐久性 | ドア開閉25万回(テスト済み) | 開閉繰返し試験10万回 |
長さ | 100㎝、120㎝、150㎝、180㎝、 カットオーダー | 1200㎜(特注350~2000まであり) |
タイプ | フィンガーアラート、フィンガーアラートプロ | 1種類のみ |
材質 | PVC(ポリ塩化ビニール) | 本体はアルミ製、生地はポリエステル製スクリーン |
開閉可能角度 | 110°(「フィンガーアラートプロ」は180°) | 180° |
接着テープ | テサテープ | 紙両面テープ+釘で固定 |
生産地 | オランダ | 日本 |
耐久性が大幅に違うのと、材質が指はさまんぞうの方はポリエステルスクリーンっていうのが気になりますね。
上の表から、6つの異なる点をピックアップして解説をしていきます。
- 見た目
- タイプ(種類)
- 長さ(サイズ)
- 価格
- 設置しやすさ
- 耐久性
では順番に見ていきましょう。
①見た目の比較
フィンガーアラート
指はさまんぞう
フィンガーアラートはクリアでドアが開くと広がり、閉まってもPVC(ポリ塩化ビニール)が隙間を覆っています。
私が買ったのは180㎝と大きいので、隙間はがっちりガードできますが、結構目立つのが事実です。
指はさまんぞうはロールスクリーンで伸び縮みするタイプなので、ドアが開いているとロールスクリーンが伸びて、ドアが閉まるとロールスクリーンが閉じていきます。
色は、私が買ったのはベージュですがほかにブロンズもありドアや壁の色に合わせて選ぶことが可能です。
指挟み防止グッズの中で、ロールスクリーンを採用しているのは私が試した中でも指はさまんぞうだけですので、美観を損ねたくない!という方には自信をもっておススメできる商品です。
という事で、見た目の項目は指はさまんぞうに軍配が上がりました。
続いて、フィンガーアラートと指はさまんぞうのタイプ(種類)を比べていきましょう。
②タイプ(種類)の比較
フィンガーアラート
・フィンガーアラート
・フィンガーアラートプロ
指はさまんぞう
・1種類のみ
フィンガーアラートは、「フィンガーアラート」と「フィンガーアラートプロ」があります。
2タイプの違いは取り付け可能場所、開閉角度と耐久度、価格です。
フィンガーアラートプロの方が使えるドアの厚さや開閉角度も大きくなり、イメージとしては、家庭用というよりかは幼稚園や病院などのドアの開閉頻度が多い傾向にある場所で使うのに適した商品となっています。
色については、フィンガーアラートがクリアとベージュ、フィンガーアラートプロがホワイトとグレーの設定があります。
一方で、指はさまんぞうは、タイプは1種類のみです。
指はさまんぞうの方が使えるドアの開閉角度は大きくなり、フィンガーアラート同様、開閉頻度が多いドアに使うのに適しています。
色については、先ほどもお伝えしましたが指はさまんぞうはブラウンとベージュの設定があります。
タイプに関しては、各家庭状況に対応できるフィンガーアラートに軍配が上がると言えそうです。
③長さ(サイズ)の比較
フィンガーアラート
- 1000㎜
- 1200㎜
- 1500㎜
- 1800㎜
- カットオーダー
指はさまんぞう
- 1200㎜
- 特注350~800㎜
- 特注801~1000㎜
- 特注1001~1200㎜
- 特注1201~1400㎜
- 特注1401~1600㎜
- 特注1601~1800㎜
- 特注1801~2000㎜
フィンガーアラートのサイズは5種類で、1000㎜、1200㎜、1500㎜、1800㎜、カットオーダーから選択することができます。
一方で、指はさまんぞうのサイズは8種類で、1200㎜、特注350~2000㎜から選択することができます。
指はさまんぞうの特注を選択する場合、規定サイズよりも若干割高になる点は注意が必要です。
長さに関しては、種類が多い指はさまんぞうに軍配が上がりました。
続いて、価格はどうなっているでしょうか?
④価格の比較
フィンガーアラート
クリア | ベージュ | |
1,000mm | 4,158円 | 3,465円 |
1,200mm | 5,731円 | 3,696円 |
1,500mm | 8,052円 | 4,836円 |
1,800mm | 9,284円 | 5,978円 |
カットオーダー | 商品価格+660円 | |
フィンガーアラートプロ | 16,390円(ホワイト、グレー) |
指はさまんぞう
ブラウン | ベージュ | |
1,200mm | 13,100円 | 13,100円 |
特注350~2000㎜ | 13,500~18,500円 | 13,500~18,500円 |
両者を比較して、長さによってはフィンガーアラートの方が倍近く安くなります。
ちなみに、フィンガーアラートの価格設定で、ベージュがやけに安く設定されている点にお気づきでしょうか?
長さもセット内容も同じなのに何故・・・?
フィンガーアラートの公式HPにも明確な記述が無かったため、メールで問い合わせをしたところ以下のような回答がありました。
フィンガーアラートのベージュは今後入荷をする予定がないため、特価での販売をしているみたいです。
質感も若干異なるようですので、ご購入の際はお気を付けください。
指はさまんぞうにはキャンペーンがないため、価格に関してはフィンガーアラートに軍配が上がります。
指はさまんぞうは既定の1200㎜でも13,100円とかなり高額ですが、構造上かなりしっかりした作りで頑丈なのが価格の違いなのかもしれませんね。
⑤設置しやすさの比較
続いて設置しやすさを比較していきましょう。
基本的には以下の4つの工程は両者に共通しています。
- 接着面をきれいにする。
- 設置箇所に指はさまんぞうを仮留めする。
- 剥離テープを少しずつ剥がしながらドア側→ドア枠側の順に貼りつける。
- 仮留めテープを剥がす。
ですが指はさまんぞうの場合、両面テープで固定した後、釘で固定する必要があります。
「釘を使って取り付ける」ということは、公式HPでの記載がなく、購入者の方は取り扱い説明書で初めて知ることとなります。
ちなみに、公式HPには1か所だけ「木製室内ドア用」と記述があり、そこから取り付け方法を推察するようになります。
「木製」という記述を見落として勝手口用に購入した私は、泣く泣く両面テープでのみの取り付けを選ばざるを得ませんでした。
とは言え、スクリーンを伸ばすことで釘が打てるところまで伸ばして設置することもできなくもありません。
私の場合、ドア側は釘を打てなかったので、ドア側は両面テープでのみ接着されています。
勝手口は開閉頻度がそこまで多いわけではないので、今のところ剥がれ落ちそうな気配はありません。
ちなみに、裏側の指はさまんぞうも釘は打てていませんが、今のところ大丈夫です。
購入する際は、設置部に釘が打てるのかどうかは必ず確認をしてください!
フィンガーアラートはどこでもつけれるのに対し、指はさまんぞうは釘で固定するので玄関ドアや勝手口など金属のドアには設置しづらいという事がわかりました。
しかしフィンガーアラートは設置の際、取付け位置がミリ単位で指定されており、ガイド線を自分で引く必要があることや、はさみでカットするのは女性では難しいといった問題点もありました。
ということで設置しやすさの比較に関しては、どちらが優位とも言えないとなりました。
⑥耐久性の比較
フィンガーアラート
- ドア開閉25万回
- 接着テープは「テサテープ」
指はさまんぞう
- 開閉繰返し試験10万回
- 接着テープは記載なし+釘
一口に「耐久性」と言っても「本体の耐久性」と「ドアと本体の接着テープの耐久性」をそれぞれ分けて考えていきます。
本体の耐久性
フィンガーアラートは、公式HPに「25万回の開閉テスト済」と記載があります。
ちなみに「25万回のドアの開閉」というと分かりづらいですが、ドアの開閉を1日50回したとすると25万回まで約13.6年かかる計算になります。
フィンガーアラートの材質はPVC(ポリ塩化ビニル)ですので、「25万回」という数字は材質の耐久というよりは接着テープの耐用年数が先に来てしまうのではと推測しました。
一方で、指はさまんぞうは、公式HPに「JIS A 4702開閉繰返し試験10万回」と記載があります。
つまり、ドアの開閉を1日50回したとすると10万回まで約5.4年かかる計算になります。
指はさまんぞうの本体はアルミ製、スクリーンはポリエステル製で汚れにくく、「見た目の美しさ」と「耐久性」を兼ね揃えています。
どちらの商品も実際に触った私からすると、本体自体の耐久性は圧倒的に指はさまんぞうの方が上だと思います。
ドアと本体の接着テープの耐久性
接着テープの耐久性についてですが、フィンガーアラートの接着テープは強力テープの「テサテープ」と記載があり指はさまんぞうは接着テープについては説明書も確認しましたが、記載はありませんでした。
フィンガーアラート
指はさまんぞう
一方で、接着テープの強度に関しては、「強ければ良い」というわけではないのも納得がいきます。
実際、私の家でも色々な指挟み防止グッズを付けたり外したりしているうちに、ドアが痛んでしまった部分もありました。
ですので耐久性に関しては、どちらが優位とも言えないという結論となりました。
劣化して耐用年数が来てしまうということだと推測できます。
まとめ
フィンガーアラートと指はさまんぞうの比較をまとめると以下のようになります。
フィンガーアラート | 指はさまんぞう | |
見た目の比較 | ||
タイプ(種類)の比較 | ||
長さ(サイズ)の比較 | ||
価格の比較 | ||
設置しやすさの比較 | ||
耐久性の比較 | ||
勝敗 | 勝ち | 負け |
という結果となりました。
見た目の比較では指はさまんぞうが勝っていたものの、価格面ではフィンガーアラートが圧倒的に優れています。
耐久性に関しても、子どもが小さい間だけ使用する可能性が高い商品であるため、そこまで高耐久度を求める声は少ないのではないでしょうか?
そういった点から、当サイトではトータルの評価はフィンガーアラートが優れていると考えています。
この記事で解説した「フィンガーアラート」、「指はさまんぞう」は別の記事でさらに細かく解説をしていますので、そちらもご覧ください。
家に潜む子供の危険を、少しでも改善できるようにしていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。
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関連リンク
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