この記事は「ドアの指挟み防止グッズは手作りできるのか?100均にある商品だけで作ってみました![DIY]」の番外編となります。
まだご覧になっていない方はこちらの記事を先にお読みください。
この記事では、
指はさみ防止グッズ作りに最適なテープはどれ?
という疑問を解説していきます。
「部材固定用テープ」と、ドアとの「接着用両面テープ」の種類を変えて4パターンの自作はさマンモスを作成し、本体強度の検証をした結果をご紹介します。
なお、この記事では以下のようにテープの名前を使い分けます。
先に結論をお伝えしておくと、
部材固定用テープは、表裏両方に貼ったパターンが一番強度が高い。
ドアとの接着用両面テープは、紙両面テープでもアクリル両面テープでも変わらない。
テープを変えた4パターンの自作はさマンモス
4パターンの自作はさマンモスがこちらです。
作成パターンは次の通り。
パターン名略称 | 部材固定用テープ | ドアとの接着用両面テープ |
---|---|---|
OPP片×紙両面 | OPPテープ片面 | 紙両面テープ |
セロ表裏×紙両面 | セロテープ表裏 | |
セロ片×アク両面 | セロテープ片面 | アクリル両面テープ |
ガム片×アク両面 | ガムテープ片面 |
「セロ表裏×紙両面」は、部材同士の固定強度を上げる目的で表裏両方をセロテープで貼り付けました。
強度の考察
取り付けから約3か月が経過した時点で、強度の考察をしました。
部材固定用テープによる違い
パターン別に確認していきます。
OPPテープの場合
部材固定用テープがOPPテープの場合、角の方からテープが剥がれてきているのが分かります。
セロテープ表裏の場合
一方で、部材固定用テープがセロテープで表裏両方に貼り付けたパターンは、3か月経過後も割けることなくしっかりと貼りついていました。
セロテープ片面の場合
部材固定用テープがセロテープの場合は、OPPテープ同様、角から剥がれてきています。
ガムテープ片面の場合
最後に、部材固定用テープに布ガムテープを使ったパターンは見るも無残な姿に・・・。
結果として、部材固定用テープは部材の表裏に貼った方が強度が高いという結果になりました。
ドアとの接着用両面テープによる違い
ドアとの接着用両面テープは、紙両面テープとアクリル両面テープを採用しています。
紙両面テープの場合
3か月経過後も問題なくドアに貼り付いています。
アクリル両面テープの場合
紙両面テープ同様、問題なく貼り付いています。
結果まとめ
結果を表にまとめると以下のようになります。
パターン名略称 | 部材固定用テープ | ドアとの接着用両面テープ | 結果 |
---|---|---|---|
OPP片×紙両面 | OPPテープ片面 | 紙両面テープ | |
セロ表裏×紙両面 | セロテープ表裏 | ||
セロ片×アク両面 | セロテープ片面 | アクリル両面テープ | |
ガム片×アク両面 | ガムテープ片面 |
部材固定用テープは部材の表裏にセロテープを貼ったパターンが一番強度が強く、ドアとの接着用両面テープは紙両面テープでもアクリル両面テープでも変わらない、という結果となりました。
今回部材固定用に使ったセロテープは、どの家庭にもある普通のセロテープです。
セロテープは接着面積が小さいことを考えると、長期間自作はさマンモスを使いたい場合には、部材固定用テープは幅が広いOPPテープを表裏面に使用するのが一番良いのかもしれません。
また、この検証では本体に「艶なし」のプラスチック板を使っているのでテープの貼付け強度に影響があった可能性があります。
100均で「艶ありPPシート」がある場合は、そちらで自作はさマンモスを作る方がテープの耐久度は上がると思います。
まとめ
部材固定用テープは、表裏両方に貼ったパターンが一番強度が高い。
ドアとの接着用両面テープは、紙両面テープでもアクリル両面テープでも変わらない。
手作りの指はさみ防止グッズを作る際の参考になれば幸いです。
関連リンク
当サイトではドアの指はさみ防止に関する様々な情報を発信しています。
興味がある方は以下の記事もご覧ください。
コメント